あ、あけましておめでとうございます。
treastrain Press、2016年一発目の記事が1月28日になってしまいました…。
死んでないですよ!

さて、日本時間の本日、Google のブラウザである Chrome の iOS 版がアップデートされました。

Chrome – Google のウェブブラウザ
カテゴリ: ユーティリティ

iOS って、様々な制約が Apple から課されていて、その範囲の中で App を開発していくのですが、 ブラウザ系の App を作る場合、多くは UIWebView というものを使って開発をしていきます。

しかし、iOS 8 以降では新しく WKWebView というものが仕組みとして追加されました。
こちらでは、従来の UIWebView に比べて実行速度、ページの読み込みなどのスピードが向上されていて、iOS のアップデートの度に安定性が向上していました。

開発者は、自分の App を UIWebView を使う仕組みから WKWebView を使うように変更するだけで、ユーザーアクセシビリティが向上するというわけですね。

そして今回、iOS 版 Chrome でも WKWebView が導入されたものに変更となりました。

従来の iOS 版 Chrome の特徴

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従来の iOS 版 Chrome の特徴として、データセーバー(帯域幅の制限)という機能がありました。

iOS 版 Chrome の中の設定から、「詳細設定」>「帯域幅」>「データセーバー」に進み、設定を行うだけで、iOS 版 Chrome を使った通常のウェブブラウジングが、Google のサーバーが活用されてデータ量が軽減、通信量が節約されるという機能です。

私は、友人によく iOS 版 Chrome の使用を勧めていまいしたが、この通信量を節約する機能があるがために「めっちゃいいよ!」と紹介することができていました…。

最新の iOS 版 Chrome では?

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日本時間の2016年1月28日、iOS 版 Chrome が バージョン 48.0.2564.87 にアップデートされました。App Store での自動更新をオンにしている方には自動で順次、アップデートされるかと思います。

更新内容として、次のように書かれています。

このバージョンでは、Apple の最新のレンダリング エンジン WKWebView を採用し、速度と安定性がさらに向上しました。クラッシュ率は 70% 低下し、JavaScript の実行速度も大幅に改善されました。

今回のリリースでは他にも次のような更新が行われました。
• 新しいタブページのアイコン デザインの変更: よく利用するサイトにアクセスしやすくなりました。
• Spotlight との統合: ホーム画面を下や右にスワイプして、Chrome のブックマークを検索できるようになりました。

先程も説明したように WKWebView になったそうです。
「これはいい!」と私はすぐにアップデートしましたが、アップデート完了後に Chrome を開くとアラートが出てきました。

そこで私が見たものとは……?

より高速で安定した Chrome for iPhone/iPad にアップグレードする -Google (外部サイト)

現時点では、Chrome の一部の機能と設定が iOS の制約によりご利用いただけなくなります。認証が必要なダウンロードは行えなくなる可能性があり、次の機能と設定は削除されます。

  • データセーバー
  • Cookie の設定
  • エンコード自動検出
  • トラッキング拒否の設定
  • Enterprise サポートとマルチプロフィール

………………

データセーバーが使えなくなってるぅぅううううううう!!!!!?????

WKWebView の制約でデータセーバーの機能が使えなくなったようです……。
Chrome を勧めた友人にどう説明したらよいか…。

データセーバーを使いたい人はアップデートに”待った!”

というわけで、最新の iOS 版 Chrome ではデータセーバーの機能が停止されました。
そのため、データセーバーの機能を使いたい!という方はアップデートをしないようにしましょう。

現時点で自分の持っている iOS 端末のバージョンが 8.4.1 以前の皆さんはご安心ください。
今回の iOS 版 Chrome は iOS 9.0 以降が対応となっており、iOS 8.4.1 以前の iOS 端末を使用している人には WKWebView の機能が備わっていない Chrome が App Store からダウンロード可能なので、データセーバーの機能を使うことが出来ます。

Chrome – Google のウェブブラウザ
カテゴリ: ユーティリティ

新年一発目の記事が自分にとって少し悲しい記事に…。
2016年もよろしくお願いします。